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M母
30代。
2歳差男兄弟の母。
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子どもの発達障害が受け入れられない方へ【対処法・体験談あり】

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わが家の長男(6歳・年長)は3歳の時に自閉症スペクトラムと診断されました。

覚悟をしていたつもりでしたが、子どもの障害を本当の意味で受け入れるのは難しかったです。

今回は同じような思いを持つお母さんお父さんへ、子どもの障害を受け入れられないことへの対処法をお伝えします。

この記事はこんな人におすすめ
  • 子どもが発達障害と診断されたが受け入れられない、ショックが大きい
  • 子どもが発達障害のようだが受け入れられなさそうなので相談(診断)を迷っている
  • 子どもの発達障害を受け入れたいがどうすればいいのか分からない
目次

子どもの発達障害が受け入れられないことへの対処法

結論から言います。

子どもの発達障害が受け入れられないことへの対処法は、とにかく行動し続けるそれだけです。

発達障害を受け入れられないのであれば、今無理に受け入れる必要はありません。

受け入れられないその気持ちは多かれ少なかれ誰でも持ちます。

今感じている絶望感や恥ずかしさ、劣等感、普通の子が育てたかったという気持ちは次第に薄れていき、自然と受け入れられる日が来ます。

今、無理に受け入れる必要はありませんが、受け入れられないからと言ってぼーっとしているのは間違いです。

今の感情は置き去りにして無理にでも行動した先に待っているのが受け入れるという段階です。

親御さんのパターン別に、次にとるべき具体的な行動をお伝えしますね。

発達障害と診断されたけど受け入れられない方がするべきこと

親がするべきこと1

ご自身の気持ちがついて行けなくても、困っている子どものために行動しなければいけません。

具体的に次のことをすれば障害を受け入れる段階に進むことができます。

1.療育や作業療法、言語療法に通う

障害が受け入れられない、ショックが大きい…分かります。

しかしせっかく診断までこぎ着けたのであれば適切な支援を受けましょう。

近年、発達障害の子は増えており療育を受けたくても待ちが多く、すぐには受けられないなんてことはザラ。

早期に療育・病院に通うことで発達を促すことができます。

相談先ができることは親にとってもプラスです。

2.子どもの特性に合った関わり方をする

例えば自閉症スペクトラムと診断されたのであれば、ネットで調べれば家庭での接し方は出てきます。

療育や発達外来に通っているのであればそこでアドバイスをもらえます。

療育に通うことも大切ですが、子どもは多くの時間を家で過ごします。

家族が適切な関わり方をすることがなによりの療育になります

具体的な関わり方を知りたい方はこちらの本が参考になります。

発達がゆっくりなお子さんはもちろん定型発達のお子さんの育児でも使えます。

療育や病院でも育て方のアドバイスをもらえますが、この本の内容とほとんど同じです。

注意をしたり叱ったりすることが多い親御さんには特に読んでいただきたい一冊。

3.幼稚園・学校と情報を共有する

言いたくないという方もいらっしゃるかもしれませんが、通っている幼稚園や学校には発達障害の特性を伝えた方がいいです。

お子さんが園や学校で配慮してもらうことで過ごしやすくなるのはもちろん、先生が私たち親の一番の理解者にもなり得ます。

集団生活の中で困り事が出てきたときに、家庭・園(学校)・療育(病院)の間で情報共有ができていれば解決しやすいです。

子どもにとっても園や学校に自分を理解してくれる人がいるのは大きいです。

発達障害が受け入れられないので受診や相談をしたくない方がするべきこと

親がするべきこと2

1.困っているのは誰なのかよく考える

言葉が出てこなくて本当に困っているのは誰ですか?

園でじっとしていられない、みんなと同じことができず、困っているのは誰ですか?

困りごとのある子供たちは困らせようとわざとしているわけではありません。

理由(特性)がありできないのです

以前ネットで「困った子じゃなくて困っている子なんです」という言葉を見かけました。

ちゃんとできなくて困った子という考え方は大間違いです。

ちゃんとできなくて困っている子なんです。

理由を知れば対処法はいくらでもあります。

お子さんが困っていることを知らんふりし続けますか?

2.診断されない=障害じゃない。この恐ろしさを考える

園の先生などから指摘があるにも関わらず相談に行かない。

診断されなければ障害児じゃないのですか?

診断をされてもされなくても、結局その子が障害児であることは変わりません。(本当に発達障害だった場合)

特性を周りが理解し適切な支援を受けた子と、特性があるにも関わらず親がスルーしてしまった子ではかなり差が出ます。

必ずしも診断名をつける必要はないですが、子の特性を専門医に診てもらい周りが理解をもつことが重要になります。

3.とは言っても気持ちの整理がついてからでも大丈夫

発達障害と診断されたら育てる自信がない。これから発達が追いつくはず。

周りからの発達遅れの指摘があっても、上記のような思いから相談や受診をためらう方も中にはいます。

無理に診断を受けて親御さんの心が壊れてしまうぐらいであれば、気持ちの整理がついてからでも大丈夫。

診断されたくなければその旨を医師に伝え、診断なしで発達グレーという形で療育に通える地域も多いです。

子に合った支援を受けることも大切ですが、全く1ミリも受け入れるつもりがなのに診断名をつけてもいいことはありません。

主に育てているお母さん(お父さん)が相談に行こうと思ったタイミングがベストタイミングです。

【体験談】筆者が子の障害を受け入れたタイミング

体験談

私が子どもの発達障害を受け入れたタイミングは、診断から2年後ぐらいでしょうか。

気付いたら受け入れていて当たり前になっていました。

周りの目が気になり恥ずかしさや劣等感を抱いていた息子が年少・年中の頃。

息子のことは大切だけれど、周囲の人に発達障害だとバレたくなかった。

ぐちゃぐちゃの自分の感情は置いておいて、とにかく療育に病院に通い続けました

本もたくさん読み、接し方にもかなり気を付けました。

そうすると発達がゆっくりな息子でも少しずつ成長するんですよね。

周りの子はとっくに会話しているしお箸も使える、トイレも完璧。

息子はやっと自分からおはようが言えるようになった。

周りと比べれば全然ですが、周りと比べるのではなく、過去の息子と比べて成長できたことを喜ぶ

比べる対象がそのように変わってきてようやく息子を丸ごと受け入れられたと感じました。

とにかく必死に特性を理解し共感しあとは療育に通う。これを繰り返せば自然と受け入れられています。

まとめ 気持ちはあとからついてくる

行動していれば絶対に気持ちがついてきます。

お子さんの成長を願い信じる気持ちだけは持って頑張りましょう。

人間って慣れるもので、子どものエコラリアも奇声も、周囲からの冷たい視線も、お友達との発達の差も何年か経てば気にならなくなるんですよね。

母は強し。発達ゆっくりな子の母は普通の母よりもっと強いです。

今は受け入れられないままで大丈夫。

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