MENU
M母
30代。
2歳差男兄弟の母。
育児、発達障害、転勤族、おすすめグッズ…等、自分の経験をもとに発信します。
PVアクセスランキング にほんブログ村

3歳児健診に引っかかった体験談【健診が不安なママへ】

わが家の長男(年長・自閉症スペクトラム)は3歳児健診で引っかかり、そこから発達検査に繋がり知的障害なしの自閉症スペクトラムと診断がおりました。

今となっては息子の障害を受け入れ前向きに子育てしていますが、息子が3歳の頃は発達障害であってほしくない、周りの子との発達の差が恥ずかしいと思っていました。

お子さんの発達が心配な方や、周りの子と比べて落ち込んでしまいそうという方3歳児健診を不安に思う方にぜひ読んでいただきたいです。

この記事でわかること
  • 3歳児健診の流れ
  • 健診での周りの子たちの様子
  • 健診で指摘されたその後の流れ(発達検査・病院受診等)
  • わが家の長男の指摘された当時の発達の様子
  • あまり身構えなくて大丈夫ですよという話

記事の終わりに、発達に悩むママさんにメッセージもありますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

目次

3歳児健診で何をする?

3歳児健診で何をするのかはお住まいの市町村によって異なりますが、大まかな内容として…

  • 身体測定
  • 歯科検診
  • 小児科医による健診
  • 保健師からアドバイス・相談・簡単なやりとりやテスト

このような内容の健診が多いと思います。

保健師さんとのやりとりの中で、積み木や簡単な質問に答えるなどもありました。(お名前は?何歳?なにで来たの?等)

基本的に1歳半健診と似たような流れです。

周りの子どもたちの様子・会場の雰囲気

会場の雰囲気

その時のメンバーにもよるかもしれませんが、待ち時間の間は結構わちゃわちゃしています。

3歳児元気良いなー!というガヤガヤ感、そしてなんとか静かにして欲しいママたちの声があちこちから聞こえます。

中には走り回っている子とその子を追いかけるママなんかもいて、安心した覚えがあります。

3歳なんてまだまだ動きたい動きたいなので、静かにさせなきゃ!と必要以上に身構える必要はありません

もちろんずっとママの横に座っている子も何人かいて、性格の差が出てくる年齢なんだなと感じました。

歯科検診・保健師との面談

歯科検診では上手に口を開ける子もいれば、泣いてしまう子もいました。

みんなわが子がちゃんと口を開けられるのか心配で、そこまで他の子のことを気にしていないので、お子さんがうまくできなくても周りの目は気にしなくて大丈夫。

保健師との面談の場になると、さすがにきちんとママの横に座っている子が多かったです。

ここで少し発達の差が出るのかなと個人的には感じました。

もちろん座っていられなくても発達に問題なしの子もいます(うちの次男はそのタイプでした)

保健師との面談・相談では1部屋にいくつか机が並んでいてそこに親子で座って話すのですが、ここでもみんなわが子がきちんと受け答えできるかに全集中しているので、周りの目は気になりません。

子どものことを相談できる貴重な場ですので、お子さんの話をたくさんして疑問は解決してきてくださいね。

3歳児健診で指摘されたこと・当時の発達の様子

健診で指摘されたこと

現在6歳、自閉症スペクトラムの長男が健診で指摘されたのが落ち着きのなさです。

特に保健師さんとの相談・面談の場では全く座っていられず、部屋をグルグル走り回っていました。

もちろんやりとりができるわけもなく…。

3歳を過ぎてしばらくしてから落ち着く子もたくさんいると保健師さんにフォローもされましたが、そもそも普段の生活の中で自閉症を疑う行動がいくつかあったので、「発達検査を受けることはできますか?」と私自ら聞きました。

3歳の頃の長男の様子・気になっていたこと

ちなみにですが、簡単に3歳の頃の長男の様子を箇条書きで。

  • たまに2語文を話す(会話はできない)
  • うん、ううん(Yes/No)で答えない
  • オウム返しが多い
  • エコラリアが多い
  • 大人が言うことの理解はできている
  • 落ち着きがない
  • 積み木やおもちゃを並べる
  • 逆さバイバイをする

言葉の遅れをきっかけにネットで検索し、長男の様子があれもこれも自閉症と当てはまり当時は絶望しました。

周りに「男の子はこんなもの、大丈夫」と言われても、毎日一緒にいる母親の勘で絶対に何かあると確信していました。

母親が感じる違和感はあながち間違っていないと他の発達障害児のママと話していても感じます

発達検査までの流れ・検査後

わが家の場合の発達検査までの流れ・検査後の流れは

  • 3歳児健診で発達検査を受けたい旨を相談
  • 市の発達検査を受ける(検査は聞き取りと専門の医師による診察)
  • 検査後その場で自閉症スペクトラムと診断
  • その場で市内の病院の作業療法を紹介してもらう
  • 半年発達外来の初診の予約待ちをし、ようやく作業療法スタート

このような流れでしたが、3歳児健診で相談しなくてもお住まいの地域の発達支援センターや、直接発達外来のある病院の予約をとる方法もあります。

かかりつけの小児科で相談し、発達外来のある病院を紹介してもらうことも可能かと思います。

自閉症スペクトラムと診断されてから今まで3度引っ越しをして様々な地域の病院・療育に通いましたが、どこも通い始めるまで3ヵ月~半年待ちは当たり前だったので、早めの相談がおすすめです。

診断してもらわなくても育児相談という形で話を聞いてもらい子育てのアドバイスをもらったり、発達の遅れやお子さんに困り事があれば診断なしで療育に通える地域も多いです。

3歳児健診が不安なママ・健診でメンタルボロボロになったママへ

健診が不安なママへ

3歳児健診、不安ですよね。

周りの目が気になる、わが子と周りの子との差を目の当たりにするのが怖い、発達の指摘をされたらどうしよう…様々な思いがありますよね。

まず他のママも余裕はないので周りの目は気にしなくて大丈夫です

どんなにしっかりした子のママでも、わが子がいつも通りできるか内心ドキドキなので、他の子を見てあの子発達遅いのね…などと思う余裕はありません。

健診でうまくできなくてもそれだけで発達障害というわけでもありません。

そして発達障害だからといって人生終わりではありません。むしろ特性を把握してからが本当の子育てのスタートです。

気負い過ぎず、お子さんを信じて、心配事があるならぜひ保健師さんに相談してください。

健診で相談したり何か発達を指摘されたからといって、こちらの了承なしにいきなり発達検査とはならないので、身構えなくて大丈夫です。

健診の後はママもお子さんも疲れが出ると思うので、2人で好きなお菓子でも食べてお互いを労ってくださいね。

そして、健診後でメンタルボロボロのママへ。

私もメンタルボロボロでした…。

今はズタボロでも、健診での経験が母として一つ強くさせてくれたと後になって思える日がきっときます。

思わず健診の帰りに子どもに怒ってしまったママもいるかもしれません。

子どもも頑張っているけど、ママは毎日毎日本当に神経をすり減らしながら子どもと向き合って頑張っています。

毎日お疲れ様です。3歳児健診後はご自身もお子さんも甘やかして心穏やかに過ごしてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次